省力型採土器 [DIK-1650]

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土壌分析用サンプルを容易に採取できる採土器です。

ほ場の土壌分析を行なう場合、まず土壌採取を移植ベラ（シャベル）などにより、深く前屈、もしくは腰を下ろして行う必要があります。
また、土壌養分が正確に測定できるように、採取土蔵で柱状に均一になるよう採取する必要があります。
福島県農業総合センターと大起理化工業株式会社は共同研究により、これらの課題をクリアし、土壌採取作業が容易に行える新たな採土器を開発しました。

特徴

「はさみ」のような構造で楕円筒状の採土部分が開閉します。
この機構により採土した土壌の取り出しが楽に行えます。

１．作業時間の短縮
採土作業（採土、サンプル取り出し、器具清掃の時間）の短縮が可能です（移植ベラの2/3、突き刺しタイプの1/3）。

２．正確な土壌採取
採土部が円筒状であるため、上層下層の土壌量を均一に採土できます。
また、複数地点を採土し混合する際も、等量での採土がしやすく、バラつきの少ない土壌試料が採取できます。

３．ストレスの少ない作業の実現
本体重量は約580gと軽量で、片手で採土できる構造となっており、もう片方の手でサンプル袋を持ちながらの作業が可能です。
採土時の作業は腰を落とす必要がなく、軽く前屈した姿勢で作業が行えます。

４．生育作物の根のダメージを最小限に
採土時のほ場への差し込みは、φ5cm程度の掘穴で済むため（移植ベラでは10cm程度）、生育期間中の作物近傍の採土でも、根へのダメージを最小限に抑える事ができます。

これらの特徴により、作業時間の短縮、正確な土壌採取、ストレスの少ない作業の実現、生育作物の根の影響を最小限に抑えた、土壌採取、採取作業を行なうことができる画期的な採土器です。

本製品は平成30年度〜令和2年度「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」により開発された製品です。

※ 果樹園・草地等の硬度の高い場所ではご使用をお控えください。

※ こちらの商品は納期にお時間を頂く場合がございますので、お急ぎの場合は事前にご確認をお願い致します。